日本ウガンダ友好協会の活動状況

(2016/7)

講師:笹田俊明
日本ウガンダ友好協会の活動状況

 笹田です、よろしくお願いいたします。私がアフリカと関係を持ち始めたのは1975年学生運動のさなか、仲間の自殺というものを体験し同志社大学ですので飯島襄氏に思いをはせるとともに、機会を見つけてアフリカに宣教に行きました。初めはザンビアでここに1年半いましたが、フランス人、イギリス人などと一緒にキリストの愛を伝えました。長男はアフリカ生まれで、国際結婚をして今シンガポールに住んでいます。長女は、アメリカのミネアポリスに住んでいます。次女も次男も国際結婚をしてアメリカに住んでいます。何故こういう話をするかというと国際結婚をしている人は幸せそうだし、優秀な人材が生れているからです。

 ウガンダのカンパラで私がソーセージ工場を作った時のスタッフが日本に来まして、福井県生まれの脇田不二子さんという人と結婚をしました。その彼のお父さんが持っていた古い建物を譲り受けて日本ウガンダ友好協会のクリニックを作りました。1998年に福井ウガンダ友好協会が設立され、不二子さんの夫であるマクーザさんと福井県民の善意によって、自国ウガンダ国民の医療、教育の向上に貢献したいという強い願望から実現したものです。淡路島振興協会より40フィートのコンテナで支援物資を送っていただきました。ショベルカー、オートバイ、トラックなどの重機もいただき、クリニックの横に教育センターを作りました。我々は労働力を提供するだけでこの施設を完成させることが出来ました。小学校にも支援物資を贈っていますが、アフリカで生活をして初めて分かったことはアフリカの人はとても優秀な人が多いということです。

正式に大使をお迎えして、ウガンダ政府が認めるヘルスケアセンターとして認定されたのが2002年4月です。福井県知事、福井大学の学長さんも来てくださいました。馬場さんという方の尽力で毎年研修医の受け入れも行われています。救急車もAAAというところからもらい受けて導入しました。またマクーザさんは、荒廃したウガンダの自然環境を改善するために毎年植林を何千本もしています。

私の紹介で何人も国際結婚をしてアフリカで活躍していますが、私は国際結婚を推奨しています。少子高齢化は大きな問題ですが、アフリカは人口がどんどん増えています。国際結婚によってパワフルな人間が生まれることが分かっていますし、アフリカとの懸け橋は国際結婚だと思っています。アフリカ人には任せられない金銭処理も日本人がいることで間違いなく処理されています。教育センターでは子供たちの教育と共にしっかりした家庭を築くことの大切さも教えています。男性のモラルと責任感のなさがアフリカの貧しさの原因です。

私はアフリカで20年過ごしまして、最近行った所はアンゴラ、コンゴザイール、ナイジェリアですが、ナイジェリアの人口は1億5千万人で4人に1人はナイジェリア人です。非常にパワーのある人たちです。将来この人たちが海外で学んで帰ってきたときには、大きな力を持った指導者になると思います。アンゴラはアフリカでのキリスト教布教の中心地で400年前からキリスト教を布教していますが、改めてアフリカでの宗教の力を実感しました。アフリカの国々は植民地支配からの独立を経験し、外国の政権下にあったためいろいろな問題が起きています。ジンバブエは今も北朝鮮の影響を受けています。私は日本人ですが朝鮮人に間違えられて、誤解を受けたこともあります。これからは政府と民間が協力し合って持続的に活動していく必要があります。アンゴラには中国の企業がたくさん入っていましたが、石油を取り終わった後は全くの廃墟になっています。これからは優秀な日本の女性を国際結婚によって送り込むことで、アフリカは発展していくことができると信じています。