私の国モロッコの紹介

(2017/7)

講師紹介:
アリ オウハガ(Ali Ouhaga )
メルズーガというサハラ砂漠の村出身のベルベル人。2004年5月に日本人女性と結婚し、2004年11月に初来日。1歳の息子が1人。現在、日本で建設業の仕事をしつつ、モロッコ国内の旅行会社の経営をしています。
info@moroccotrails-tour.com

アリ オウハガです、よろしくお願い致します。

モロッコの面積は日本と同じくらいですが、人口は三分の一くらいです。最初に住んでいた人たちはベルベル人で、イスラムではなかったのですがイエメンからアラブ人がやってきて争いになりましたが、結局受け入れることになりほとんどがイスラム教になりました。元から住んでいた人たちでユダヤ教の地域もあります。

ほとんどが砂漠地帯ですが、四輪駆動の車や馬で山に登ることができます。雨が降ると川になり、やがてしみ込んでしまいますが1メートルくらい掘ると水が出てきます。この水を利用して農業を営む村もあるくらい水が涸れることはありません。去年の8月には大量の雹が降って雪のように積もりました。ベルベル人の遊牧民はまだ少しいますが、井戸を掘って近くに定住するような生活をしています。パン焼きも土で作ったかまどで焼きます。5月の初め頃羊の祭りがあり、どの家でも羊を買ってきて少し育ててからお祭りの日に捌いて食べます。旅人にもお茶やクスクスでもてなします。ベルベル人の結婚式では、花嫁は3日間結婚式が終わるまで顔を見せません。

ベルベル人は遊牧をしながら絨毯を作りますが、これが日本でも好まれるようになっています。素材はいろいろありますが、高級なのはウール素材です。その他モロッコで有名なのはローズウォーターで、5月初めに収穫されるダマスクローズを蒸留して抽出します。抗菌、抗炎症作用があり全てのタイプの肌に合う保湿効果の高い化粧水で、モロッコの家庭ではよく使われています。モロッコ南西部に生育するアルガンの実から採られるアルガンオイルは日本でもよく知られおり、料理、薬、化粧品に使われます。

マラケシュは南部に位置するオアシスの都市で、一年中ブーゲンビレア、ミモザ、ジャスミンなどの花が咲き、大アトラス山脈を望める街です。旧市街の中心にあるジャマ・エル・フナ広場は世界遺産になっており、夕方からは大道芸や屋台も出て大変な賑わいです。高さ70メートルのクトウピアの塔、貯水池に浮かぶ離宮メナラ、マジョレル庭園などが美しい景観を見せています。

フェズは盆地の都市でモロッコの思想、宗教、芸術文化の中心地です。最古の建物カラウィン・モスクは世界で最も古い大学でした。荘厳な王宮やモロッコ工芸博物館は一見の価値があります。迷宮に迷い込んだような青の街シャウエンも必ず訪れてください。青はモロッコを象徴する色で、イヴ・サンローランはこの青にインスピレーションを得て作品に取り入れました。

地中海と太平洋に面していますので、アクティブなスポーツも楽しめます。サーフィン、ダイビング、ジェットスキー、ヨットなど、また変化に富んだ地形を生かして、スキー、登山、ロッククライミングなども楽しめます。ゴルフは古くから国民に愛されており充実したコースと施設があります。

私は、2年前から「Morocco Trails」というプライベートツアーの会社を運営しています。お好きなスケジュールで行きたい場所を訪れることができるように、ご希望に合わせたプランを提案しています。

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(2017/7)