JOINT NGO ボランティア・インターン

(2017/5)

講師紹介:西方毅
キ・アフリカ代表

今日はボランティア・インターンについてお話ししたいと思います。ボランティアをしたいと思っている人は多いと思いますが、いざ参加しようと思ってもアクセスの方法がわからない人がほとんどです。そういった人たちに機会を提供するのがボランティア・インターンです。これのメリットはアプローチが非常に簡単だということです。ボランティア・インターンを利用していただくと、ケニアで長い間ボランティア活動を実践してきた5団体が協力して、初めて海外でボランティア活動をする方のための研修プログラムを実施しています。現在7月に行きたいという女性がいて調整しています。自分の活動したい期間も現地の団体と連絡を取って希望に添えるように設定することができます。

 プログラム協力団体は次の通りです。

*キ・アフリカ(NPO):日本国内で国際交流、国際協力の講座を実施する団体。代表;西方毅(アフリカ支援活動、研究20年)
*アフリカと神戸俊平友の会:野生動物保護、マサイ族の牧畜支援、スラムエイズ予防を実施する団体。代表;神戸俊平(ナイロビ在住40年、獣医師)
*サイディアフラハ:ナイロビ近郊のキテンゲラで孤児院、職業訓練校を運営する団体。代表;荒川克己(ケニア在住21年、二人のケニア人と共同運営)
*Bring up the future self help project:ケニア・ナマンガで保育園を運営する団体。代表;相原功志(ケニア在住13年、ケニア人伴侶とともに運営)
*ウシリカインターナショナル:ケニア・ロイトクトクで小学校を運営する団体。代表;矢野俊行(ケニア在住12年、元ケニア日本人会会長)、都丸つや子(絵本作家)

 現地での研修は原則12日間ですが、希望があれば延長することもできます。研修内容も協力団体の活動範囲で自由に企画できます。13日以降は研修終了後、現地団体と交渉なさってください。1ヶ月間、17日間などこれまで全員延長されています。この点に関して他には例のない珍しいツアーだと思います。旅行会社に頼みますと、どこかの施設に丸投げになってしまい代金も高いものになります。

 プログラム概要(現地での研修は原則12日間)
 国内研修、関係団体への連絡 担当:西方
 スラム見学、野生動物保護活動参加 担当:神戸
 孤児院、職業訓練所活動参加 担当:荒川
 保育園活動参加 担当:相原
 幼稚園、小学校活動参加 担当:矢野、都丸

参加される方の希望をもとに上記の4つの分野を組み合わせて計画を作成します。研修手数料は2週間で8万円、その他航空券、ビザ、保険料、交通費、食費は別料金で、総費用は約30万円になります。これがキ・アフリカで行なっているボランティア・インターンの概要です。

 現地での研修をする傍らキリマンジャロを眺めながらマサイの生活を見学するなど貴重な体験ができます。ヤギを解体するところから生の血液をのむところまで体験したこともあります。ボランティア・インターンに参加された方は非常に優秀で個性的な方が多く、その後ほとんどの人が海外で活躍しています。近年日本人学生の海外留学が減る傾向にあり、これは思考が内向きになっていることの表れだと思われます。できればボランティア・インターンを体験することをお勧めします。